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三十歳から始まった、育児・夢・仕事・現実に、感謝と喜びの感情が複雑にからむブログ。

iPhone 7 Plusに移行して2週間。使用感と今後が楽しみなこと。

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9/16の発売日に入手してから早2週間が経過。これまでも2回に渡り『iPhone 7 Plusがあれば、もうミラーレスはいらない?!新型iPhoneと過ごした最初の週末でわかったこと。』と『iPhone 7 Plusにピッタリな薄型ケースを二つ試してみた!』で紹介してきたが、今回がまずは1回目のまとめレポートとして使用感などを記しておきたい。

始める前に前提として、ボクがiPhone 7 Plusを使うに至った環境・条件を共有。

  • iPhone 6 Plus(64GB・シルバー)からの乗り換え
  • iPhone 7 Plusは発売と同時にアプリから発注を試みるも、希望していたBlackは発送までに2ー3週間かかるとのことで諦めてシルバーを購入
  • 容量はいつも松竹梅の「竹」を選んでいたものの、写真を撮りまくって1年も持たないため、今回は思い切って「松」の256GBに。
  • 購入はAppleが直接提供する『iPhone Upgrade Program』を活用し、年率0%で24ヶ月払い+12回目の支払いを終えた時点で端末を返却して新機種にアップグレード(有償)可能な、いわゆる残科設定型リース
  • 上記プログラムで購入したため、端末はSIMロックフリー
それでは早速。

良くも悪くも外観は6/6sと全く変わらない


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iPhoneユーザーとして、偶数年のフルモデルチェンジ年に乗り換える一つの喜びは、最新の外観デザインが味わえること。そういう意味では、iPhone 6 Plusから乗り換えるにあたり、かなりiPhone 7 Plusには期待してしまっていた。ただし、蓋を開けてみるとほぼ変わらず。

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特に上述の通り、発送日の都合から新色のBlackを諦めて今回もシルバーを買ったせいで、持った時の実感は全くといって変わらずで、ちょっと残念。ただし、これは自分が購入するモデルを誤ったため、と思われる。

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唯一?唯二?で変わったところといえば、裏面のアンテナラインが消えたこと。正直これは最初からこうしてくれていればと思うのは自分だけだろうか。そしてここでもBlackを選んでいれば、残っているラインですら見えなかったのにぃ。

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もう一つが、何かと議論を巻き起こしているイヤホンジャックを廃止した底面。かなりスッキリして左右対称にスピーカーグリルが設けられて見た目はかっこ良く。左側の旧イヤホンジャック側は、恒例のiFixitの解体レポによればスピーカーではなく、耐水用に密閉したために内外の気圧差を調整するための弁があり、これにより気圧計の制度が保たれるらしい。


イヤホンジャックの廃止は必要悪でもなく


個人的には、イヤホンジャックの廃止は全く問題無し。唯一、気になるとすれば飛行機でどうやって充電しながら音楽を聴こう?と思うぐらい。でも実際には飛行機の中では、音楽を聴いたり、本や雑誌を読んだり、持参した映画やTVを見たりとiPhoneよりiPadの出番が多い。そう考えるとiPhoneをどうしても充電しながら音楽を聴くことは少ない気が。

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それにアップルはこれまでにも僕が使っていたフロッピーディスク、シリアルポート、プリンタポート、SCSIポート、CD/DVDと数々のレガシーフォーマットを廃止してきた。もちろんその過程でFireWireやThunderboltに振り回されもしたけれども、変化を受け入れてしまえば違う世界が見えてくる。

今回も前向きに受け入れて、Bluetoothなどのワイヤレスをどんどん使ってみようと思う。


カメラはスマホの域を逸脱している


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前にも『iPhone 7 Plusがあれば、もうミラーレスはいらない?!新型iPhoneと過ごした最初の週末でわかったこと。』で紹介したように、このカメラはすごい可能性を秘めている。

特に被写界深度エフェクトはすごく良い!

写真の完成度として、もちろんカメラメーカーの方々やこだわり派の方々からは不自然感が否めないとお叱りを受けそうだが、一般的に世の中の写真用途の大部分(Instagram、Snapchat、個人の日々の記録や旅行)には十分なのではないだろうか?

まだパブリックベータなので、画像は載せません。でもこれは使い手を選ぶライカと考えれば、使い方次第ではミラーレスは本当にいらないと思う。それは要る・要らないといった機能的な優劣だけではなく、重量・質量、デバイスの使い勝手・画像データの使い勝手、これらを総合的に判断して、ミラーレスを持ち運んでまで得られるメリットは少ない?と思ってしまうのがボクの考えです。


初めての3D TouchはやっぱりUI革命だった


3D Touchが初めて6sシリーズに搭載された時から、対応アプリケーションが少ないとか苦肉の策だと、嘲笑する声が周りで多かった。けれどもボクは違うと思う。

スマホとしての最大サイズが6インチだろうが5.5インチだろうが、正直これ以上大きくなることはあまり想像ができない。昔のiモード時代のようにパカパカとNintendo DSのようにデュアルスクリーンとなることも難しいだろう。そう思うとX・Y方向に大きくなることは今後少ないだろう。そうすると必然的にUIとしてはZ方向に広がるのが自然だ。

Z方向となると選択肢は二つ。手前に飛び出すか、奥行き方向に入り込むか。

手前に飛び出すのは、VR/ARやホログラムの世界。これには専用の別ハードウェアが今の技術では必要なので、直近のスマホの進化系としては現実的ではない。(将来的にはあると思う)

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(画像転用元:ボクが1年前に社内の報告書用に用いたスライド)

一方で、奥行き方向は、これまでタッチスクリーンにはガラスがあったため押せないと思われていたが、それを可能にしたのがアップルの3D Touch技術だ。これによりタッチという0か1かの表現だけでなく、強弱や微妙なニュアンスを検知できるようになり、まさに奥行き方向のUIを手に入れたことになる。

今のところ、APIが公開されていないのか、いわゆる右クリック的な操作にしか使われていない。唯一の例外として、便利なのが、3D Touchによるカーソル移動。

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これまでは文字上をタッチ&なぞってカーソル移動をさせており、結構手元の画面でもそれなりに苦痛な操作だった。iPhone 6 Plusでもそれは同じだったが、3D Touch対応の6s以降はキーボードを押して上下左右に押しながら指を移動させるだけでカーソル移動ができてしまう!

これは地味に便利。

もちろん各アプリの主要機能に直接メイン画面からアクセスできるのも便利。特にセルフィーカメラを使いたい時やビデオを撮りたい時には、カメラを起動して一々切り替えるよりも、一気にクイックメニューから開いた方が楽チン。

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総じて好印象のiPhone 7 Plus。アップグレードして良かった!


見た目が変わらずちょっとガッカリ。でもそれは自分が待つのが嫌でシルバーを選んだから。

サイズが大きくて重い。そうは思いません。これはそういうもので、持っていて疲れませんし、ボクは大画面から得られるメリットは多々あります。ただし、iPhone 6 Plusでダメだった人は、今回もダメだと思いますので、そういう人はiPhone 7にしてください。

256GBは最高です。4K動画も撮り放題です。写真も撮り放題です。Kindleの漫画だって気にせずダウンロードして読めます。アプリも無駄なものも含めてたくさん試せます。

カメラは最高。iOS10.1のパブリックベータが発表され、利用すれば被写界深度エフェクトが効くポートレートモードの撮影が試せます。もしパブリックベータが嫌でも、年末までにはリリースされるはずです。今回良かったのは、2m程度離れて撮影する必要があるものの、人物撮影(ポートレート)だけでなく、ブツ撮りでも使えることが色々な方のレビューからわかってきました。恐らくアップルのマシンラーニングはここらを必死に学んでいってることでしょう。使えば使うほど良くなるのは嬉しいです。


今後への期待


1番の期待は、以前にも紹介しましたが、デュアルカメラを使った高解像度画像撮影です。まだ何も発表されていませんが、仕組み上はできるはずです。

あとは、被写界深度エフェクトを使った動画撮影。最近のiPhoneをみてずっと思っていたのですが、iPhoneは静止画も良いですが動画機能が非常に優れているように感じます。被写界深度エフェクトが動画にまで使えるようになれば、これは大きなブレイクスルーになると思います。ここ10年弱で、シネマ業界が数万ドルする機材を、その1/10の価格帯のデジタル一眼レフシステムやRED・BlackMagicなどで置き換えたように、今度はiPhoneで置き換えることだって出来るかもしれません。これは極端な例えで全てが置き換わることがなくても、その業界へのクリエーターとしての参入障壁はさらに下がるでしょう。

そういう意味では、iPhone 7 Plusは買って良かったけど、今後への期待がさらに膨らむ買い物でした、という話。

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